学資保険は返戻率の高さで選ぶべきか
返戻率とは、契約者が支払う保険料の総額に対して、受け取ることができる満期保険金と祝い金の合計額の割合のことです。
返戻率(%)=(満期保険金+祝い金)÷支払う保険料の総額×100
例えば、支払う保険料の総額が500万円で、満期保険金と祝い金の合計額が600万円とすると、返戻率は
600万÷500万×100=120
で120%となります。
また、支払う保険料の総額が500万円で、満期保険金と祝い金の合計額が450万円の場合は
450万÷500万×100=90
で返戻率は90%となります。このように、返戻率が100%を切る(=払った保険料より受け取れる保険料の方が少ない)ことを「元本割れ」と言います。
学資保険の第一の目的は、教育資金の積み立てです。それならば元本割れしている学資保険は避け、貯蓄性の高い、高返戻率の学資保険を選ぶのが賢い選択肢と言えます。
ただ、学資保険は返戻率が全てではありません。返戻率が低かったり、元本割れしている学資保険は、育英年金(保険契約者に万一の事があった場合、満期まで育英費用として支払われる年金)や、入院保障・医療保障・死亡保障が充実しているので、保障性も重視したいと言うことであれば、考慮する価値は十分にあると言えます。
また、低い返戻率を、年度決算で余剰利益が出た場合に分配される「契約者配当金」でカバーしている学資保険もあります。必ずもらえるというわけではありませんが、返戻率だけでなくこちらにも注目してみるといいかもしれません。